紅葉嵐山トロッコ列車

2020年3月4日2020年12月9日

京都の紅葉スポットとして有名なのが嵐山です。
嵐山は京都駅から20分くらいでいけるので、ついつい行きたくなる場所です。
嵐山のいいところはアクセスがよく、徒歩で観光が楽しめるところです。

これは阪急嵐山駅にある地図です。
路面電車の嵐電嵐山駅が嵐山観光の中心になります。
嵐電嵐山駅から南東に15分歩いたところに阪急嵐山駅、北東に10分歩いたところにJR嵯峨嵐山駅とトロッコ嵯峨駅があります。

渡月橋、天龍寺などの観光スポットが歩いていけるところにあります。

嵐山には数多くの観光スポットがありますが、紅葉シーズンでのおすすめはトロッコ列車です。

爽快感も味わえるトロッコ列車

紅葉の時期に嵐山に来たら、必ず乗ってほしいのがトロッコ列車です。
トロッコ列車はJRの路線と並行して走っている、観光用の電車です。
トロッコ嵯峨駅とトロッコ亀岡駅の間を走っていて、片道約25分のゆったりとした時間を楽しめます。

途中でトロッコ嵐山駅やトロッコ保津峡駅で下車できます。
トロッコ嵐山駅から北に行くと常寂光寺や二尊院などの観光スポット、南に行くと嵐山公園があるので、トロッコ嵐山駅で上下車してもいいですね。

トロッコ列車はとてもレトロなので、レトロ好きにはたまりません。
トロッコ嵯峨駅にあるカフェ「SL ROMAN CAFE」にはSL列車が展示されています。

電車好きでなくても、SLのかっこよさにテンションが上がります。
残念ながら中には入れませんが、時代を感じることができます。

売店と飲食コーナーにいくと、京都市街のジオラマがあります。

男性なら、鉄道模型を走らせたいと一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
小さいころに抱いたロマンがジオラマに詰まっています。

トロッコ列車は9時から17時まで運行しています。
紅葉の時期だと、最終便の16時頃になるとだいぶ暗くなっているので、夜の紅葉を見ることができます。

トロッコ列車の楽しみ方

可能であれば昼と夕方の両方を楽しんでもらいたいのですが、僕は夕方推しです。

16時を過ぎると暗くなり、周辺は街灯もないので真っ暗になります。
真っ暗の中、列車の左右にある紅葉をライトアップしてくれます。

そして、ライトアップされた紅葉スポットを通るときに列車が止まってくれます。
シャッターチャンスです。
席移動はできないですが、立つことは可能なので、紅葉の反対側に座っていてもちゃんと写真を撮ることができます。

ちなみに、下り列車（亀岡方面行き）でいうと進行方向の左手の方がライトアップされた紅葉を間近で見るチャンスが多いです。

トロッコ列車は5車両のうち、1車両だけ「リッチ号」といって、窓がオープンになっている車両です。
開放感があり、より自然や景色を体感できます。
冬のリッチ号はオープンなうえ、風もあるのでとても寒いです。
防寒対策はしっかりしておきましょう。

トロッコ列車の乗車券の購入

席は全席指定席になります。
ネット予約の際、1人の場合は座席の位置を選択できます。
窓側、通路側、座席位置（4人ボックスのどの位置か）は選べますが、号車と座席番号は指定できません。
トロッコ列車の駅窓口の購入でも同様だと思います。

トロッコ列車の乗車券の当日券はトロッコ列車の駅にある窓口で購入できます。
前売り券もあるので、嵐山に行く日が決まれば、先に予約しておくといいかもしれません。
乗車日の1ヶ月前の10時から販売しています。
当日購入だと売り切れている可能性がありますので（特に紅葉シーズン）、デートで行くなら特に前売り券を購入することをおすすめします。

前売り券は3つの方法で買うことができます。

・インターネット予約
JR西日本が提供するインターネット予約サービス（e5489）で予約と購入ができます。
JR西日本のJ-WESTネット会員登録（無料）が必要になります。

・みどりの窓口、みどりの券売機プラスで購入
以下の駅にあるみどりの窓口、みどりの券売機プラスで購入ができます。
JR西日本の京都駅、亀岡駅、二条駅、嵯峨嵐山駅、稲荷駅、新大阪駅、大阪駅、鶴橋駅、京橋駅、新今宮駅、JR難波駅、天王寺駅、奈良駅、関西空港駅、三ノ宮駅

・全国の主な旅行会社
旅行会社の窓口にて確認しましょう。

チケットは片道でもいいですが、往復がオススメです。
まだ明るい時間帯なら、乗車か下車をトロッコ嵐山駅にして、紅葉スポットの散策を楽しむのもありです。
往復でリッチ号と普通車両の両方を楽しむという方法もあります。